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普通郵便が届かない理由...不着の原因や裏側を元郵便局員が語る!

投稿日:2018年9月6日 更新日:

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普通郵便を出したのに届かない!という経験がある人は多いのではないでしょうか。

ヤフオクやメルカリでお金を払って購入した商品が届かないとなると一大事ですよね(^^;

また、送った商品が届かないと連絡がくることもあります。

 

それなのに、郵便局に不着申告をして調査依頼を出しても見つからないこともあります。

なので、元郵便局員の僕が普通郵便が届かない理由や、不着・遅れる原因を語ってみました!

普通郵便が届かない理由&不着の原因とは?

重要な書類を送るためや、ネットオークションなどで少しでも送料をやすくする為に、普通郵便を利用する人は多いと思います。私も重さを測って使い分けています。

すると、送ったのに届かない場合がたまにありますよね(^_^;)

その理由について、元郵便局員の私が経験したことを簡単にまとめてみました。

  • いろいろな理由により転送扱いをされた
  • 日曜・祝日など、配達休みの日を挟んだので遅くなった
  • 輸送途中でのトラブルがあった
  • 配達途中などで紛失してしまった
  • あて先の住所が正しくない
  • 不在で郵便局に保管している
  • 受け取ったのを忘れてしまった
  • そもそも郵便を送っていない...etc

転送扱いされると大幅に配達が遅れる!

その転送扱いをされた原因というのも様々で

  • 記載された郵便番号が正しくなかった
  • 郵便番号の機械の読ませ間違いだった
  • 転居前の前の住所から、届け先への転送の必要が出た
  • 料金不足だった

…などさまざまな要因から転送された状況があり、国内での郵便物でも相手に届くまで6日程度もかかることもあるそうです。

郵便番号の間違いは結構多く起こるそうですが、本来の住所からかけ離れた場所に着いてから、「この住所は違う」と判明し、記載された住所のある局へ転送されたりするので、その分余計に時間がかかってしまうんですって。

ぴよ汰
遅く届いた年賀状なんかにも、郵便番号にバッテンされて、「番号間違い」って書かれてあったのを、見た覚えがあるよ。

上記の理由以外にも、様々な理由で普通郵便が届かないことがあります。

ちなみに、働いていた時には電話対応もしていたので「出した郵便が届かない!」というお問い合わせがかなりありました。

あわせて読みたい!⇒郵便配達が雨の日に遅れる理由とは?その原因を元配達員が暴露します!

 

郵便をお預かりして、あて先に輸送する際に何らかのトラブルが起きる事もあります。

さらに配達している途中で、風に飛ばされて紛失してしまう出来事もありました。。。

あて先の住所が間違っていて返されてしまう事もありましたし、受取人がご不在で郵便局で保管しているため届かないと思っていた人もいましたね。

「切手の料金不足」にひっかかった可能性もあり!

遅れる理由になりうるのが、料金不足が生じた場合です。

投かんしたエリアによって、送付側の自宅に料金不足で返送されてしまうと、配達が遅れてしまいます。

又、宛先エリアの局で「料金不足」と判断されると、受け取り側に、支払いを求められるといった、ケースが生じてしまいます。

その時、料金によっては、「スムーズに配達するため不足分を払ってください」といった文面が書かれたハガキを挟まれてポストに配達してくれる場合もありますが、手渡しで料金を払ってもらうまで、保管される場合もあるようでした。

ぴよ汰
「返送物」扱いになって、送り主へ返されたとして、もしも送り主が不在であったり、気が付かなかったら、いつまで経っても配達されないですね。

送り主のやれること番外編!

同じサイズの封筒に、同じ便せんや同じような重さの封入物を入れ、郵便局に出向いて、重さを調査してもらう事も出来ますよ。

「もしかしたら「料金不足」だったかも」と、郵便物を探す手掛かりになるかも知れません。

実はあまり知られていないのですが、郵便物トラブルにありがちな例をもう一つ紹介します。布製品を送った時に起こるそうで、郵便物の移送中に、封筒の中で布製品が膨れてしまうことがあるんですって。

膨れてしまったことで、定形外郵便扱いサイズに変わってしまい、途中で「料金不足」となってしまい、不足を徴収する為の処置に回されて、返送か・配達かで、移送に時間がかかってしまううこともあるようです。

そのようなことがあるので、送った郵便物が「どんなものを封入したか」も、手掛かりの一つになるんです。

送料不足が考えられた場合は、数日中の受け取った郵便物に、「返送物」として紛れ込んでいないかを確認してもらいましょう。

郵便物が届かないのは、本当に郵便局のせいですか?

受け取る側でして欲しい確認!

届かないと思ったら、同居している家族や周りに一度確認してみて欲しいです。同居の家族が受け取って、どこかへ保管?(放置?)されまま、忘れられている…なんて事も結構あるんですよ。

また、あっては困るのですが、同じマンションの他の人の郵便物にはりついた状態で、他人のポストに、配達されてたりしたことがありました。

親切で優しい人なら気づいた時に、郵便受けに後から入れてくれるかもしれませんので、再度ポストの確認してみてくださいね。

送った側でして欲しい確認!

また、意外にあるのが「そもそも郵便を送っていない」という事です(僕個人の感想です)。

出したはずなのに届かないと思っていたら、実は手元にあったなんてこともありました。

日ごろから多くの郵便を出されている方に、そういった傾向があるようです。

 

普通郵便を送ったのに届かないから、郵便局に落ち度がある!!

そう思ってしまいがちですが、このような場合もありますので冷静に対処してください。

そして、安価で利用しやすい普通郵便には補償されないというデメリットがあります。

もし高価な商品や、絶対に紛失してはいけない書類などは普通郵便で送ることはおすすめしません。

 

次の章では、普通郵便が届かなかった際にできる「調査依頼」についてお話しさせていただきます。

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調査依頼の裏側を語ってみた

方法1:ネットから「調査依頼」を出す

届くはずの郵便がいつまでたっても届かない場合は、郵便局へ調査を依頼してみてください。

ちなみに、インターネットからでも依頼できますよ⇒郵便局公式ホームページ

ここで郵便局からもとめられる情報は、

  • いつどこで郵便を出したのか
  • 差出人の住所や氏名
  • 受取人の住所や氏名
  • どちらかの電話番号
  • 郵便物の種類や特徴

これは「郵便物等事故処理依頼システム」と言い、ネットで調査依頼をするので、わざわざ郵便局に出向かずに調査してもらえます。入力の手間はけっこう大変だと不評ですが、入力作業が苦ではない人には便利です。

調査依頼に出向く手間を省くことが出来るし、郵便局があいていない時間でも調査依頼が出来ます。また、担当者と顔を合わせずに済むメリットもあるので、手軽に調査依頼ができるシステムです。

調査が終わったら、依頼者に電話連絡か郵便で通達があり、郵便物が見つかっても見つからなくても、「結果報告」の連絡をもって調査も終了となります。

ぴよ汰
「探しましたが、見つかりませんでした」では、あんまり納得できないですけどね。

方法2:管轄局へ電話で「調査依頼」の申請手続きをする

私のおすすめは電話です。それも管轄する局を調べてから、直接電話した方が、郵便局内でたらいまわしで遅くなるのを防げます。

郵便物紛失調査は、その郵便物に関わった担当者からの聞き取りで記憶の調査でもあります。一刻も早く行動する方が、その人達の記憶が残っているうちに調査してもらうことで、見つかる可能性が断然高くなるんですよ。

管轄する局ってどこ?

郵便事故の調査は、差出方法や差出場所によって、連絡先が異なってきます。早く解決するためも、差出場所が重要になってきますので、まずは差出場所別に説明しますね。

  • 差出場所が窓口の場合

窓口から差出しを行った場合は、差出しを行った窓口に行って「郵便物等事故申告受付票」をもらい、記入して調査を依頼しましょう。

この時に差し出した時のレシートなどがあれば「日時」「担当者」がわかりますので、調査の役に立ちますが、もちろんレシートがなくても事故調査は可能です。

  • 差出場所がポスト投かんの場合

ポスト投函の場合は、ポストを管理する郵便局に連絡するのが、手っ取り早いです。

各ポストには必ず「収集時間」と「管轄の郵便局名と電話番号」が記載されてあるので、その電話番号に電話し郵便事故の連絡をいれましょう。

ぴよ汰
勤務先の近くのポストに投函したのに、近所の郵便局に連絡を入れたのでは、たらいまわしになりかねませんよね。

コンビニに設置してあるポストの場合も、管理しているのは郵便局です。店員さんはポストを開けることはないので、ローソンやミニストップの店員さんに言っても困らせるだけですよ。店員さんに聞くのは、回収にこられる郵便局の電話番号の方です。

調査の手順と流れ

投かんした日と時間から導き、「引き受け局⇒中継局⇒配達局」まで順を追っていく過程で、それぞれの担当者に聞き取り調査をしていくのです。

具体的には、調査依頼のあった郵便物に見覚えが無いかを聞き取ります。

輸送途中で紛失する可能性もあるので、紛失または残留など、輸送し忘れが無いかを、中継したところも含めて確認します。

引き受け局

窓口なら、窓口受け付け担当者から聞き取り調査をし、ポストならその日のポスト収集担当者を導き出し、聞き取り調査から始めます。

人の多く利用されているようなポストでは、郵袋(ゆうたい)が破れそうなくらい郵便物が入っているそうなので、その場合の収集の時は、郵袋自体を取り換えてしまう作業なので、中身を見る事も触れる事もないので、覚えている可能性はほとんどないそうです。

利用の少ないポストやコンビニ内のポストなど、比較的郵便物が少ない場合、郵袋はそのままにしておき、郵便物だけを回収したりしているそうなので、意外と覚えている可能性もあるんだそうです。

中継局

当日乗車していた郵便車を割り出し、車の内部調査をします。もちろんここでも、担当者への聞き取り調査はかかせません。

ぴよ汰
ポスト内部にひっかかっていたり、郵便車の隙間に入り込んでたりして見つかった例もあるんですって。

配達局

集められた郵便物は膨大であっても、配達されるときには、数枚になっています。大きな会社等は別として、個人宅ぐらいの郵便物であれば、氏名だけ聞くと、配達した・しないくらいを覚えているベテランもいらっしゃるようです。

そもそも配達員は、配達する前に「順立」といって、自分の配達する順番に郵便物を並び替える業務を行っているそうなので、郵便物を二度見る形になるんですね。

それでも日にちが経ってしまえば、覚えていないという事も起きてきますから、早めに手を打ちたいところです。

ぴよ汰
とにかく普通郵便は追跡番号が無いので、どこで途切れたかがわからない。最初から、最後まで順を追っていくしかないのですね。

「郵便事調査依頼」を利用した結果

郵便局にで調査依頼したというのに、相手方と連絡がついた後になって、「無事受け取られました」という結果が伝えられた…なんてお粗末な事もあるようで、郵便局の対応が遅い事もあるようです。

しかも「調査しましたが、見つかりませんでした」と残念な結果で終わる場合も少なくないようです。

これまで無事に手紙が届いていたので信用している方は多くて、案外知らなかったりするのですが、普通郵便で送る場合は、料金が手ごろなので、補償がないサービスということだったのです。

なので、大切な郵便物には配達記録をつけると安心ですね。

 

ぴよ汰
バイトの郵便配達職員が、多すぎる郵便物に嫌気がさして、郵便物を捨てていたと、ニュースがありましたよね(怒)

郵便物配達に保証が欲しい場合は、料金を加算するしかないようです。

なくなって困るものは、普通郵便を利用しないのが賢明!

郵便局に調査と言っても、記憶の調査が頼りと思えば、なんとも心もとないですね。

よほど変わった形や色の郵便だと覚えていることがあるかもしれません。

しかし多くの場合では、市販の封筒などを使っているので見分けることも困難です。

そして見つからなくても、郵便局は弁償してくれません。理由は、料金が手ごろなサービスだからです。

なので、メルカリやヤフオク等、無くなったらお互いに困るものには、普通郵便で送付するのは避けるのが賢明です。

損害賠償の対象とならないサービスはこちら

  • 普通郵便物(手紙)で書留または代金引換としないもの
  • 普通郵便物(はがき)で書留としないもの
  • レターパック
  • ゆうメールで書留または代金引換としないもの
  • ゆうパケット

となっていました。

書留やレターパック、ゆうパケットには、「追跡番号」が付いていますよね。

追跡番号があるので、

  • 「引き受け局で情報が止まっている=中継局で何かがあった」
  • 「引き受け局&中継局を通過した情報がある=配達局で何かがあった」

という風に、追跡情報をもとに調査対象をさらに絞ることができます。

これはどこで紛失したかを把握しやすいようになっていますが、意外にも紛失した場合の保証はされませんでした。

そして、郵便物で損害賠償の対象になっているのは、

  • 一般書留・現金書留・簡易書留など書留類
  • ゆうパック  のみでした。

メルカリやヤフオクで、実際に起こっているトラブルの多くは、普通郵便が届かないという事からきているそうです。しかもトラブルが起きても、メルカリやヤフオクでは「当事者同士で解決してください」なんて、相手にしてくれないとは、よく聞く話です。

ちなみに、私ももヤフオクで商品を買って普通郵便で送ってもらったら、届かなかったことがあります。

その当時はまだ働いていたので「局員が局員の郵便を調査する」という不思議な図になりました(笑)

結局、どこにあるのか分からないままで泣き寝入りするしかなかったです(´;ω;`)

こんな事もありましたので、重要なものを送るときには、「普通郵便は補償なく、郵便事故のリスクがあります」という事を明記される事や、追跡番号や保証があるサービスを使う事を強くおすすめさせていただきます。

商品を発送する前に相手側に、「普通郵便では補償がないので、不安があります。追加料金を支払っていただければ、発送方法の変更を受け付けます」と選択肢を増やしておくのはいかがでしょうか。

「受け取る側のリスク判断に沿ったものでした」と言えれば、トラブル回避になりますからね。

もちろん送付される側の方から、「追加料金を払いますので、○○で送って欲しい」と送付方法の変更依頼も考えましょう。

ぴよ汰
「郵便事故は一切責任を負いません」と一方的に明記するだけよりも、選んでもらえれば、受け取る側の印象もいいですね。

特にメルカリの場合、商品が届かない事には受取評価をしてもらえませんし、届いてない商品の受取評価を催促する事も禁止されている事情もありますよね。

商品が届かないと売上にならなくて差出人も困ります。もし不着の事故にあってしまったら、きちんと事故調査を依頼し結果を確認した上で、メルカリの事務局へ相談してみてください。

今まで紛失された事がない人にとっては、意外に思うかもしれませんが、今の郵便事情は、他の運送会社状況からみても、安心は出来なくなりました。

しかも郵便物が紛失しても、「追跡番号」があっても、郵便局側が責任を負うことはないという事実を、どれだけの人が知っているでしょうか?

これからは、普通郵便を利用する場合は届かないかもしれないこと考えて、大事な物を送る時には少し料金が高くても、追跡番号や補償があるサービスを使ってください!!

まとめ

今回は、普通郵便が届かない理由などについて語らせていただきました。

  • 普通郵便は届かない事もあるし、紛失されても保証もされない
  • 届かないと思ったら、早めに「調査依頼」を出す
  • 調査方法は、関係したそれぞれの担当者の記憶の聞き取り調査が主である

郵便が届かないのには様々な理由が考えられます。郵便局で紛失してしまう事もありますし、そもそも送っていないことだってあり得ます。そんなときは怒ったり焦ったりしないで、冷静に対処してみてくださいね!

それでも、郵便物が届かないと気づいたら、とにかく早く行動して、「調査依頼」手続きを始めてくださいね。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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