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法事に着る男性の服装ってみんな同じなの?夏や冬のそれぞれ! 

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みなさんは法事の服装について、お悩みはありませんか。「男はあれこれ考えず、喪服で行ったらいいだよ」なんて声が聞こえてきそうです。

学生のころならいざ知らず、もう立派に成人してしまってからは、法事に初めて行くとなると、心配は尽きないですよね。故人の親族をはじめ多くの男性陣の前で、一人カン違いな服装をしては、笑われるどころか失礼ですから。

誰だって一人浮いた格好になって、後ろ指なんか指されたり、注目を浴びたくはないですよね。そうならない為にも、まずは基本的な所から常識を知っておこうと思い、しっかり法事の服装について調べてみました。

ぴよ汰
最後までお付き合いよろしくね~♪
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法事はどのくらいあるの?

故人の冥福を祈る儀式のことを法事や法要といいます。四十九日までは7日ごとに行い、それ以降は年忌法要として、一周忌から3回忌、7回忌、13回忌、17回忌、23回忌と続いていきます。

ぴよ汰
年忌法要は“3”と“7”のつく数字なんですね

3回忌以降の、○回忌というのは、お亡くなりになられてからの年数に1を加えた呼び方をします。これは、昔ながらの数え方で数え年で数えていた事が由来となります。

初七日と四十九日は友人や知人も参列して行いますが、それ以外の法事は遺族のみで執り行われることが多いようです。

四十九日法要の服装

大きな節目の法事である四十九日は、友人知人も参列して盛大に行う場合もありますが、地域やお家によっては、親族のみで行う場合など、違いもあるようです。

服装は葬儀と同じく、一般的には喪服を着用する場合が多かったです。

和装の場合

一般的に男性の和装喪服は喪主ならではの身なりと言われ、最も格上になります。そのことからも喪主は和服を着るといわれていますが、今では喪主でも和服着用は減ってきています。

黒紋付は、葬儀以外でも四十九日や一周忌までの法事にも着ることがある着物です。黒紋付は、帯び、帯締め、帯揚げ、草履など、すべてにわたって黒を身につけるのがルールとなっていました。

紋付と羽織は黒の羽二重、家紋は5つ紋(背中と両袖、胸の前の合計5ヵ所)です。袴は仙台平や博多平などになり、草履は畳表付です。慶事と違って羽織紐と草履の鼻緒の色は白に加えて黒も使用できました。

喪主や親族以外の、親交の深かった方が和装にする場合は、艶のない濃いグレーの羽二重の日陰一つ紋、藍色、紫、緑、灰色などの無地の色喪服に黒やグレー喪用の帯をすることになります。

黒に近い紺の袴や濃紺の袴にして格をさげ、濃い焦げ茶などの紬に一つ縫い紋の着物が好ましいようです。

和装に限っては、「黒紋付はこの範囲の人、色無地などの着物はこの範囲」と言って、着物自体が格付けの中に組み込まれているので、若い人が着物を着用する時には、特に注意が必要なんですって。

和装は習慣が多くあり、格式を表していることからも、参列者や喪主の方から「若いクセに着物なんて着て…」「わざわざ親族でもないのに着物を着てくる目立ちたがり屋」と言われることがあるのです。

ぴよ汰
例えば40代でもまだまだ若いんですって。

しかも、この色が黒ではない事は、着物のルールに沿っているのですが、着物のルールがわかっていない方も案外多いようなんです。

ルールを知らないで間違っている人が、きちんと礼を尽くして正式なルールで着物を着ている人に対して、「黒を着ていない=失礼」とケチをつけてしまったりする事も、あるようですよ。

親族の年長者に意見をして、法事の儀式の場で、相手をやり込めるわけにもいかないですよね。

和服を親族の方以外が着用したら、恥を掻かされたり、もめ事の仲裁に喪主や他の親族の方にかえって迷惑をかけたりするかもしれません。親族による法事の場合は、かなり注意する必要がありそうですね。

ぴよ汰
確かに和装の方は、喪主や年長者の方が着ていますよね。

「恩師の法事」「会社の上司」といった、血族的に遠い人には、ワリと寛容といわれています。難しい親族から見たら「誰?」って思うくらいで、いちいちかまっている余裕もないでしょうしね。

着物で行かれる方は、喪主の方に「こういう着物で行きたいが」と確認しておくと良いでしょう。

洋装の場合

洋装での喪服はいわゆるブラックフォーマル(礼服)と呼ばれ、色は必ず黒で、光沢感のない素材で無地のスーツです。ワイシャツは白ですが、靴や靴下も黒を着用します。

この洋装の場合は、遺族も参列者も同じ服装で、着物のように格式はありません。

但し黒のスーツであれば、なんでもブラックフォーマルだと思ったら、それは間違いなので注意しましょう。ビジネススーツの黒であれば、「平服で…」の法事の場合に限っての着用に、とどめておいてください。

喪服にネクタイやネクタイピンは必要?

ネクタイも黒等ダークカラーで派手でないものを身に付けましょう。ですが、ネクタイピンは装飾品になるので、付けないのが一般的です。

ただし、例外もあって、パールが少しついているようなシンプルなネクタイピンでしたらセーフとされていました。

パールは「涙」を表すとされているので、故人を偲ぶ間面ではマナー違反にならないようですが、たくさんついている場合はNGにあたります。

そして、光るものは全体的に避けなければならないものです。エナメルのような光るカバンや、光る靴も控えてください。

男性だからこそ、法事での役割は?

葬儀や法事といえば、一緒に暮らしている姉・長女がいたとしても、喪主を務めるのは離れて暮らしていようが、長男の役目というお家が多いです。

普段は弟だからとか、甘えていられたかもしれませんが、この時ばかりは、喪主として主役になっているので、堂々とした振舞いと、それに似合った服装でビシッと決めましょう。

自分が恥をかかないためにも、親族にも恥をかかせないためにも、節度を守ってきちんとした服装で臨みたいものですね。

絶対、髪は黒髪じゃないとだめ?

男性であれば、学生時代から始まり、社会人に至るまで、短くて清潔感のある髪型というスタイルに整えられた方も多いでしょう。あの時のイメージを思い出してください。

さすがに短髪でとは言われないでしょうが、「極端なヘアカラーじゃない」とか「茶髪ぐらいなら」大丈夫では?と思うかもしれませんが、この辺もマナーとすればNGです。

参列者の大勢いる場に出ると、頭の先から足の先まで黒づくめが普通ですから、少しでも髪の色が黒以外の色だと、どうしても目立ってしまうんです。

特に年配者から、「こんな場に非常識な…」と思われて不快感を与えてしまいます。親族の方からひそひそささやかれたりして、肩身の狭い思いをしたくはないですよね。

当日までに、市販のスプレーなどで、黒髪に戻す努力をしましょう。

あと寝起きのような髪型で参列しようとしているなら、人としての常識を疑われても仕方ありません。

就活などではきちんとしましたよね。弔事ではどうでもよいわけでは無いのも当然なんです。

喪に服す姿勢というのは、髪型にも表れて然るべきだと考えられますので、日頃お洒落に無頓着な人は、身だしなみにも気をつけてくださいね。

その他小物について

ハンカチは、白に限らず、紺やグレーなどでもOKです。素材については、光沢があるものやタオル地のものは避けておいて下さい。

アクセサリーは外していくのはもちろんですが、普段使っている時計にも気を配り、光るタイプの時計でしたら使用を控えましょう。いい時計の品評会ではありませんよ。

忘れてはいけないのが、スマホです。突然着信があり、ポケットから取り出したスマホケースがうっかり派手だったら、ひんしゅくを買いそうですよね。

ぴよ汰
スマホが鳴っただけでも、注目の的ですよ。サイレントにするだけじゃなく、ケースが派手だったら外しておいたほうがいいですね。

 

 

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夏の服装は、半袖でもいいの?

真夏の法事、考えただけでも、暑いですよね。「夏って半袖でもいいんだっけ?」と思われる方も多いのではないでしょうか?希望としては、半袖で過ごしたいですよね。

しかし喪服の概念に季節はありませんから、施主への挨拶の時や、お坊さんの読経の際には、肌の露出は良くないとされていますので、夏でも法事の最中だけは、上着を身に付けましょう。

ぴよ汰
確かに、上着を着ないで法事に出ている人を見たことがないですよね。

但し、法事の始まるまでの待ち時間や、法事が終わった後の会食(お斎)の時間には、半袖でも大丈夫なので、上着を持参して半袖を着て出かけましょう。

その半袖のワイシャツですが、夏の半袖は布が薄く透ける事が多いですよね。インナーが黒だったり、柄などがあっては悪目立ちしますから、白のシャツやベージュのインナーにして、目立たないように気を付けましょう。

実際喪服は使う回数も限られているので、夏用と冬用と両方取り揃えている方は少ないかもしれません。

余談ですが、スーツの販売員さんから、「あなたは、冬の寒さと、夏の暑さで耐えられないのはどっちですか?」と問いかけられました。

もし夏の暑さが我慢できない、でも1つしか買わない方には、「夏服を…」と薦められました。

ぴよ汰
確かに、冬が寒かったら、スーツやスラックスの中に、着こんでしまえばいいかも!

そうは言っても寒い冬!コートは?ブーツはどうなの?

コートは着てもいい?

住んでいる地域によって、冬の寒さが尋常じゃない寒い地域もありますよね。喪服専用のコートというものは存在しませんから、コートに細かいマナーはありませんでした。

コートでも、皮製品のものは避けましょう。理由は、殺生をイメージするためNGとされているからです。

派手な色でなければ、黒以外のものでもよいとされていますが、下に着て行く喪服が全身黒なので、一般的には黒のウールコートが良さそうですね。とにかく、目立たない事が大事です。

ぴよ汰
オシャレコートは光る装飾が付いていないかを、くまなくチェックしましょうね。

また、コートを着用して行った場合には、会場に入る前に脱ぐのがマナーです。自宅で法事が営まれる場合には、玄関に入る前に脱ぎます。

ブーツはNG?

皮革製のコートやジャケットの着用に限らず、ブーツは本来のマナー上はNGです。

ただし、豪雪地帯など地域によっては防寒用ブーツでもよいとされる場合があります。但し、本来は履き替え用の黒い靴を持参し、会場に付く直前に履き替えるのが良いと思います。

事前に施主やそこの地域のマナーを聞くことができる人がいれば、確認してみるのが一番ですね。

冬場の防寒対策としては、防寒インナーや貼るカイロなど、見えない部分での工夫は必須ですね。

三回忌までは喪服を着用するのが一般的ですが…

 

亡くなってから満一年で行われるのが一周忌で、亡くなってから満二年で行われるのが三回忌です。この三回忌までは、親族以外にも友人や知人など生前親しかった人達も、法事に招くことがあります。

三回忌の場合、喪主もお葬式とほぼ同じようなマナーを守っていれば、まず間違いはありません。三回忌といえば、故人が亡くなって2年足らずなので、遺族にとってもまだ喪の雰囲気が完全に抜けきらない時期に当たるからです。

そのような理由で、三回忌に参列者が平服で臨むのは一般的ではなく、正式なマナーに則って喪服で出席する方が多いのが現状だそうです。

ですから、三回忌の服装について、「平服でお越しください」といった案内を受け取っても、安易に「平服」でいいんだという考えはちょっと待ってくださいね。

社交辞令の1つとしてこういったメッセージを加える喪主もいます。日本人って難しいですね。

いざ年長者の多い親族の中で、行ってみれば喪服だったというケースもみられるのですから、参列する方同士で相談されるのをおすすめします。

ぴよ汰
そうそう何と言っても年長者の考え方に沿った行動をしておかないと、容赦なく非難されます

それでも、気心の知れた家族や身内だけで、法事を執り行う場合には「平服」にしようと、喪主も正式な喪服を身につけないこともあり、家族内で取り決める場合が増えてきました。

実際、3回忌でも身内だけが集まる場合には、参列者全員が平服を着ていることもあるようで、案内の通りに平服で出向いても問題ない場合もあるので、やはり確認が大事ですね。

「平服」のイメージは「略喪服」

平服でとあると、「普段着?」と解釈してしまいそうですが、法事などの場合は【略喪服】をさしているとイメージして下さい。

男性服装の場合、光沢のない無地の黒のスーツやブラックフォーマル(礼服)が良いでしょう。

「平服」と言われれば、ビジネス用の黒いスーツを代用される方もいらっしゃいますが、光沢のあるものは必ず避けましょう。地味目な落ち着いた色(黒、ダークグレー)を選び、派手過ぎない色のネクタイであれば問題ありません。

 

七回忌以降は平服を着用がほとんど!

亡くなってから満六年で行われるのが七回忌です。

七回忌以降は、「平服でお越しください」と言われる事も多くなってきます。7回忌以降は身内だけで行うことがほとんどになるので、このように平服で執り行われます。

「平服って普段着でもいいの?」と思われる方もいらっしゃいますよね。しかし、平服と言ってもデニムや色物のカジュアルな服装の事ではないんです。

ぴよ汰
普段着で行ったら大恥をかいてしまいますよ。しまったと思っても帰れないから辛すぎます

平服には、黒ではなく紺色やグレーの地味めな色の服装をすることで、「年月と共に悲しみを薄くする」という意味も込められているようです。

しかし地域によっては法事の服装にとても厳しいこともあるので、迷った場合は相談するのがおすすめです。

またご高齢の為身体の硬さやその他不自由さから、ブラックフォーマルなど、きっちりしたスーツが着づらい方もあるかと思います。

そのような方の場合にはフォーマルではなく、一見したら普段着の延長のような、柔らかい素材のものも認められています。色を黒や地味目なダークカラーを選んで、出席されて構わないようです。

13回忌でもまだ迷う服装?迷う基準は法事の規模!

故人が亡くなって満12年目の命日前後に行うのが13回忌です。親族のみで行うことも多く、多少ラフな服装でも大丈夫な…場合も多いと思われます。

7回忌の法事ですでに、平服の着用が一般的には認められているように、13回忌の法事も略喪服をイメージした、平服の着用が多いです。

ぴよ汰
13回忌を節目として、13回忌の捉え方がお家によって違いが生まれ、規模が変わりつつあるようです。

13回忌の次は、本来は17回忌を行う事となります。ところが近年の高齢化や、核家族化など、いろいろな事情もあることから、13回忌を節目として、その後の法事を省略する場合も多くなりました。

この節目にあたる13回忌をもって、年忌法要(法事)を最後として扱う「弔い上げ」とする家庭が増えました。

その為、13回忌の法事は「弔い上げだけはきちんとした喪服にすべき」の考え方もあったり、特別豪勢にされる場合もあるようです。

反対に、「故人を知っている人が少なくなった」ので、13回忌の法事は小規模の集まりで簡素にされる場合も少なくないと聞きました。

弔い上げをどの年まで行うのかとか、法事の服装についての考え方も実に様々です。ですが、どの方法が正しいとか正しくないという問題でなく、結局はその家の考え方次第です。

もし喪主がお若い方でしたら、親族の年長者に意見を伺ってから、どのような法事にするのかを、確認しておくのは喪主の務めでしょうね。

まとめ

  • 四十九日法要は喪服の着用が一般的で、最近は和装の喪服は少なくなってきた
  • 3回忌の法事は一般的には喪服が多いが、平服を着用されるお家もある
  • 7回忌の法事では、一般的な服装は、平服が多くなる
  • 13回忌以降も本来は法事が続くものだが、いろいろな事情から弔い上げとして、おしまいにするお家も増えてきた
  • 弔い上げを豪勢にするのか、簡素にするのかで、服装が変わるので注意が必要

法事の一般的な服装を調べてみましたが、実に多くの考えがある事が印象的でした。

故人を偲んで行われる法事ですので、故人の親族に嫌な印象を与えたくはありませんよね。服装で気まずい思いは、避けられる限り避けたいものです。

服装に間違いがなければ、自信にもつながりますよね。節度ある行動を心得るのはもちろん、大人の男性として、堂々と振舞っていきましょう。

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最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

ぴよ汰
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